Topinambour Frits菊芋の揚げ物

【西洋料理精義】
著者:手塚 かね子
発行:昭和14年(1939年)8月25日
(引用箇所:P149~P150)
トピナンブール・フリ
Topinambour Frits
「菊芋の揚げ物」
菊芋を、一糎(三分)弱の薄切りに
して牛酪で煠め、鹽と胡椒で調味し、
よく冷ましてからころもをつけ、
高熱に沸てたサラド油で揚げ、
ナプキンを敷いた皿に盛り、揚げた
パセリを添へて供します。
ころもは、本篇野菜料理の後に
附記しある。野菜用バッターの中の
好みのものを用ゐます。
揚げたパセリとは、パセリの
小枝を、水氣をきるため、布巾に
包んで輕く押して水氣を除き、
煮沸てた、同じサラド油の中へ
入れて、ちり〱になるやうに揚げる
のであります。
衣をつける前に菊芋をバターで軽く炒める
という一手間で中はホクホク、外側は
カリッとした二重の食感が楽しめますね✨
仕上げに添えるのは「揚げパセリ」🌱
これも一手間加えてますが見た目の彩り
だけではなく、食べたときのパリッと
した食感でさらに味わいが
引き立ちますね😋
ごきげんよう👋
※出典閲覧
「味の素食の文化センター」
日本菊芋協会
キクイモニスト
菊子/犬凛
Topinambour
