病人食物の調理法(食餌療養)

【病人食物の調理法】(食餌療養)
著者:手塚 敏子
発行者:橋本 義貞
発行:大正13年(1924年)3月28日
手塚敏子氏は大正時代に看護、栄養、
教育関係の指導者、著述家として
活躍した人物
サブタイトルに食餌療養とあるように
女性の家庭看護に重点を置いて病人食を
指導する内容が記載されています
※食餌(病気を治すたべもの、材料)
二四、菊芋
〇菊芋の蒸焼
(引用箇所:P79)
菊芋
玉子
牛乳
バター
トマトソース
菊芋を茹で、裏漉にし、玉子、牛乳、
バター等を混ぜ合せ、鹽で味を付け、
更によく攪き混ぜ、パイ皿で焼きます。
頂くときにはトマトソースをかけます。
菊芋を茹でて裏漉しされたやさしい甘みの
ピューレが合わさった洋風グラタン!?の
ような素敵な一品ですね🍽️
材料はとてもシンプルですが、菊芋を裏漉し
するこのひと手間が高級感を感じさせます💫
レシピ名は思い切り「和」ですがパイ皿に
いれて焼き上げ、料理のイメージから当時
西洋料理の影響を受けてるのもわかります🧐
シンプルな食材で消化のよい病人食の
レシピですが見た目にもおしゃれで
おもてなし料理にもなりますね😋
トマトソースがいいアクセントになり
ワインに合わせていただきたい🍷✨
ごきげんよう👋
※出典閲覧
「味の素食の文化センター」
日本菊芋協会
キクイモニスト
菊子/犬凛
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