愛媛県☆せんざんき

きくいもde旅気分!

主な伝承地域は東予地方

主な使用食材は若鶏、骨付き

<歴史ー由来ー関連行事>
せんざんき(千斬切、せんざん雉)は鶏料理が
盛んな東予地方、今治市辺りの郷土料理

鶏のいろいろな部位の骨付き肉を
使った揚げ物料理で、江戸時代、
近見山のキジを捕獲し揚げ物に
したことが始まりといわれてる

およそ300年前のことであり文献史料に
詳細等は見つかっていない
現在では鶏肉が用いられているが
鶏を丸ごと千のように斬るため
千斬切(せんざんき)と呼ぶようになった
中国語の発音がなまって骨付鶏のから揚げを
意味する軟炸鶏(エンザーチ)、
骨なし鶏のから揚げを意味する
清炸鶏(チンザーチ)になったなど各説がある

骨ごと揚げることによって骨から
出た旨味とあらかじめ漬けておいた
下味が加熱で一段としみ込みカラッと
揚がった食感と濃厚な味付けが支持されてる

今治地域には戦後間もなくせんざんきの店として
繁昌店となった店がありせんざんきを食べようと
この店に長蛇の列ができたといわれこの頃から
今治地域にせんざんきが広がったといわれる

<食習の機会・時季>
祝いの席などの行事には必ず食卓に並ぶ

親戚や友人が集まる時から子どもの運動会や
遠足、日々の弁当、あらゆる場面で食べられて
おり年間を通じて食べられてる

<飲食方法>
若鶏の骨付きを一口大のぶつ切りにして
ボウルに薄口醤油、酒、生姜汁、こしょうを
混ぜ合わせて若鶏を漬け込み馴染ませる

揚げ油を中温にして片栗粉をつけて揚げる
一般的な唐揚げと違うのは、せんざんきは
鶏肉を骨つきのまま揚げる

【愛媛 せんざんき】

材料(4人分)

若鶏の骨つき     600g
薄口醤油    大さじ1・1/2
酒       大さじ1・1/2
生姜汁          少々
こしょう         少々
片栗粉          適量
すりおろしにんにく     少々

作り方

1、若鶏の骨つきを一口大のぶつ切りにする

2、ボウルに薄口醤油、酒、しょうが汁、
こしょう、すりおろしにんにくを混ぜ合わせ
1を20分くらい浸け味を馴染ませる

3、揚げ油を中温にして2に片栗粉を付け揚げる

出典:農林水産省(うちの郷土料理)
レシピ提供元名 : えひめ郷土料理物語
愛媛県観光協会 /渡邊 笙子氏監修

(愛媛県の郷土料理)
https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/area/ehime.html


🌟菊芋ぷらすはどこ?🌟
お肉につける粉の片栗粉はレシピに
適量とあるが、この材料の量に対し、
片栗粉大さじ6、菊芋パウダー小さじ2を
混ぜ合わせたものをつけて揚げました
カリっと仕上がりましたよ!

ごきんげんよう👋

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