菊芋はいつどうやって食べたらいいのか

過去に紹介した書籍の中には、内容を深く
掘り下げていないものも多かったので
いくつか学べるポイントを順に3つ引用し
ご紹介いたします。📚
書籍:2014年発行「菊芋ってなに?」
著書:高橋玄朴

菊芋はいつ、どうやって食べたら
いいのか?という質問はとても多く、
まだ知られていない野菜の1つでも
あることからこの書籍では菊芋の
性質を考えながら食べ方や
タイミングを説明されています。
また糖尿病の方はどう食べたら
いいのかも含め、3つの注意点を
引用します。

(引用箇所P200~P201)
① 主成分のイヌリンは水に溶ける性質が
あるので、ゆでたり煮たりした場合は、
汁もしっかり飲むことです。
② 血糖値を下げたいという場合は、
大きめの卵一個分ぐらい、つまり約100g
から70g程度を一日に三回に分けて、
毎食ごとに食べることから始めて、結果を
見ながら増やしていけばいいのではない
でしょうか。(一部省略)
菊芋は食べ過ぎても血糖値が下がりすぎる
ことはありません。注意しなければなら
ないことは、血糖値を下げる薬を飲んで
いられる方です。菊芋を食べ始めて血糖値
が下がりすぎることがあります。しかし
これが起きるのは、薬の働きです。今まで
病院で治療を受けてきた方は、医師の指示に
従ってください。菊芋は、ごく少量を食べる
ことから様子を見ながら、食べる量を増や
していくことです。医師は、血糖値やヘモグ
ロビンA1cの様子を見て、薬の量を減らし
てくれると思います。
③ いつ食べたらいいのでしょうか。
食前に食べるのが一番効果があると考えられ
ます。といってもおかずとして普通に食事で
食べて、効果がないというわけではありません。
また、ある研究では食後に食べて効果が出た
というのもあります。いずれにしても
身構えて食べなくてもよいと考えることが
大切ではないかと思います。

ごきげんよう👋

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