書籍:歐風料理の基礎

【歐風料理の基礎】
(共著)
中村 勝三
大西 セチ
金子 きよ
発行:昭和24年(1949年)12月15日
戦後の困難な時代でも身近な食材で
いろいろな洋風料理に挑戦している
様子が記載されています。
今回は3名の共著📚
こちらには4種類の菊芋レシピが掲載
シンプルだけどレシピをみてるだけで
お洒落なイメージがする欧風料理🍽️✨
昭和の洋食文化に触れることができます😋
(引用箇所:P175~P176)
(二九)トピナンムブウール
(エルサレムアラチョーク)菊芋
Topinambours
7、8月頃開花が終り秋葉莖の枯死する
のを待ち、根株を掘り起して根に生ずる
芋を収穫して食物とする。凸凹が多く
形が悪いので小刀でよく皮を剥き、鹽
茹して用いる。茹で過ぎると形が崩れ
易いから注意を要する。
1、トピナンムブウール アラ クレーム
(菊芋クリーム和え)
[材料]
菊芋 バター ソースクレーム
鹽 カエンペパー
[方法]
皮を剥いて白く鹽茹でになし、バタで
輕く炒めてソースクレームで和え、鹽
カエンペパーで味を調える。
2、トピナンムブウール フリー
(菊芋油揚)
[材料]
菊芋 パーターフリー(魚のベギエー参照)
揚油 鹽 胡椒
[方法]
菊芋の皮を剥き、適當に切つて鹽茹でになし、
パーターフリー(揚衣)で揚げる。
3、トピナンムブウール グラッセー
(菊芋含煮)
[材料]
菊芋 サラダ油 ジュ 鹽 胡椒
[方法]
皮を剥いて適當に切り、小蕪の
グラツセーと同一方法にする。
4、トピナンムブウール ソテー
(菊芋バタ炒め)
[材料]
菊芋 バタ パセリ 鹽 胡椒
[方法]
皮を剥いて適當に切り、鹽茹でにして
バタで炒め、鹽、胡椒をしてパセリの
細未切を振りかける。この他裏漉して
味をつけ、又はポタージュに用いる。
ごきげんよう👋
※出典閲覧
「味の素食の文化センター」
日本菊芋協会
キクイモニスト
菊子/犬凛
Topinambour
Artichoke
