高温多湿で白絹病が発生

雑誌のご紹介
【現代農業】2023年11月号

引用箇所(P219~P220)
愛知県在住・加藤明様の記事📚

「高温多湿で白絹病が発生」

私は2010年に定年退職し、年金を
あてにしない健康生活をするために、
1日3000円の売り上げを目標に
して野菜をつくり直売所に出しています。
主にオクラ、サトイモ、子持ちタカナ、
サツマイモ、ベビーリーフ、トウガラシ
などの野菜を65aの畑で生産。
キクイモはふつうの白いキクイモと
紫色のフランスキクイモの2種類
栽培しています。
キクイモのウネは高さ30cmと高めに
しています。幅約1mの台形のウネで、
そこに3列に種イモを植えます。ウネを
たてる時、10mごとに鶏糞を15kg、
炭酸苦土石灰を2kg入れています。
追肥はしません。一度マルチを張って
栽培した時は大豊作だったので翌年も
同じように栽培してみたところ、6月の
梅雨時期に白絹病が発生して大失敗
しました。高温多湿が原因だったと
思います。それ以来マルチなしで栽培
することにしています。マルチを張ら
なくても年によって若干白絹病が発生
するので、梅雨に入る前にZボルドー
を予防で散布します。その後もよく見ま
わって、株の根本部分が白くなっていたり
したら、すぐに散布し広がるのを防ぎます。

毎年白絹病が心配で悩んでおられる
農家さんがけっこういらっしゃいます。
栽培時にマルチを張るか張らないかも
それぞれ全然意見が異なり….
最終的には色々トライして経験を積んで
いくしかないとおっしゃられます🧑‍🌾
地域によって毎年の天候や土の状態
も異なり、思うようにいかないことも
多いですが、そうした栽培経験を通じて
自然のリズムに寄り添っていく農業の
難しさ、大切さを改めて感じます💫

ごきげんよう👋

日本菊芋協会
キクイモニスト
菊子/犬凛
Topinambour
Artichoke