書籍:美味フランス料理

【美味フランス料理】
著者:高山 菊次
発行:昭和9年(1934年)7月1日

昭和初期頃のフランス料理を簡潔に
紹介されてる書籍📚
野菜の特徴調理前の下ごしらえなど
細かく記載されています🧐

(引用箇所:P176~177)

NO.10 菊芋(topinanbours)

「トピナンブール」はアルチショーの
一種で長目の馬鈴薯に似た結菌で匂ひの
高い菊花植物です。
結菌はスープにも用ひまた馬鈴薯の
菜精(ピューレ)とも混ぜ合せたり
します。又、オムレツの材料にも
宜しい。料理いたしますには水洗ひ
して皮を剥ぎ、小刀にてよくこさげ、
變色を防ぐ爲酢味ある水に數分浸し
置きます。

下ごしらえの他に菊芋レシピが
2種類掲載されてましたので順に
投稿させていただきます。

※結菌(けっきん)とは?
今はほとんど使われない古い表現で
植物の地下にできるかたまりの
部分を示す⇒塊茎(かいけい)

ごきげんよう👋

※出典閲覧
「味の素食の文化センター」

日本菊芋協会
キクイモニスト
菊子/犬凛
Topinambour