蔬菜類料理法その②菊芋の阿茶蘭漬

【和洋料理全集】
第四巻 蔬菜類料理法
著者:村井政善
発行:昭和5年(1930年)1月1日
(資文堂)

(引用箇所:P560)

【菊芋の阿茶蘭漬】

菊芋は皮をむき木口から一分厚さの
輪切りにして簀に擴げ、日光に一日
乃至ニ日間乾して甘酢に漬け、尙一夜
間にして供します。
或は二杯酢、三杯酢に漬けて用ひる
こともあります。
但し肺患煮には酢漬けのものはよろしく
ありません。


最後の文章に肺患煮と記載されて
ましたが肺患者かなと🤭

阿茶蘭漬→阿茶羅漬
野菜を刻んで唐辛子を加え甘酢で
漬けた食べ物
あちゃら(アチャラ)の語源は
ポルトガル語の料理名で漬物という
意味でアチャールともいわれるそう🧐

菊芋を乾燥させているので凝縮された
菊芋の甘みが増し、漬けたときに
よりしっかりと味が染み込みますね
切り干し大根を使ったなますのような
感じでしょうか😋

ごきげんよう👋

※出典閲覧
「味の素食の文化センター」

日本菊芋協会
キクイモニスト
菊子/犬凛
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