福岡県☆かぼちゃのだんご汁

きくいもde旅気分!

主な伝承地域は豊前市

主な使用食材は小麦粉だんご
かぼちゃ・椎茸・煮干し

<歴史ー由来ー関連行事>
県の北東部の豊前市三毛門地区は
1個が4kg近くになる大きな日本かぼちゃや
三毛門かぼちゃの産地でかぼちゃの
だんご汁がつくられてきた

三毛門かぼちゃは約450年前に
ポルトガルから伝わった日本最古と
いわれるかぼちゃで、昭和3年には
昭和天皇に献上した歴史があり
平成30年7月には豊前市の
天然記念物に指定

トロトロになるまで煮た三毛門かぼちゃに、
練った小麦粉を加えただんご汁は
かぼちゃの甘さがひき立ち、食べ物が
乏しかった戦前戦後は特に重宝されて
当時を知る人々にとっては命をつないだ
懐かしい味だという

しかし昭和40年代になると西洋かぼちゃの
人気に押され、三毛門かぼちゃの生産者が減少

<食習の機会・時季>
旬のかぼちゃは、夏には汗をかきながら
かぼちゃのだんご汁を食べる

三毛門では寒い冬までかぼちゃを
保存しておくと味もよくなり、
子どもからお年寄りまで親しまれる

<飲食方法>
水と煮干しを入れて味が出た頃煮干しをとりだし
一口大のかぼちゃやしいたけを入れて煮る

小麦粉だんごを、指で引きのばして平たくし
汁にちぎりこむ

汁にとろ味がつきかぼちゃの甘味とあい素朴な味
北九州市では三毛門特産かぼちゃが特に喜ばれる

【福岡 かぼちゃのだんご汁】

材料(4人分)

<小麦粉だんご>
小麦粉   250g
塩       1g
水    125ml

かぼちゃ  600g
椎茸 3枚(20g)
水    800ml
いりこ    30g
(頭や内臓をのぞく)
砂糖     10g
味噌  40~60g
青ねぎ    10g

作り方

1、小麦粉に塩と水を入れて練り、30分おく
耳たぶくらいの硬さにして少しねかせる

2、かぼちゃは種とワタを除き一口大に切る
椎茸は2~4等分

3、水といりこで出汁をとった後に
いりこを取り出し2を入れて煮る

4、小麦粉だんごを手でちぎって入れ、
砂糖・味噌の調味料を入れる
出来上がりに青ねぎを散らす

出典:農林水産省(うちの郷土料理)
レシピ提供元名 : 中村学園大学栄養科学部

(福岡県の郷土料理)
https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/area/fukuoka.html

🌟菊芋ぷらすはどこ?🌟
作り方1のときに小麦粉を220g
菊芋パウダーを30gで合わせて
250gに調整して作りました

白菊芋パウダーを使用しましたが
練ってだんごの生地を練っていく
うちにすぐに茶色っぽくなります☺️

ごきげんよう👋

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