鹿児島県☆からいもごはん

きくいもde旅気分!

伝承地域は県内全域

使用食材はさつま芋・米

<歴史ー由来ー関連行事>
からいもごはんは鹿児島県の特産品として
全国に知られるさつまいもを使った郷土料理
鹿児島県は、温暖な気候に恵まれているが
霧島山を除く大部分がシラス台地で非常に
水捌けが良くて台風が頻繁に襲来するころから、
せっかく育てた農作物に被害が及びやすい
といった地理的条件があった

そこで土壌がやせてても育ちやすく、かつ地中で
成長するため台風の被害も受けにくい、
さつまいもの栽培が強く根づいた
いまでは、さつまいもの生産量は日本一

さつまいもの伝来については諸説あるが
1698年に種子島島主の種子島久基が琉球に
使いを出してさつまいもを持ち帰り、
その後に1705年に山川の船乗りであった
前田利右衛門がさつまいもを自分の畑で
栽培し近隣の人々に配ったところ評判を呼んで
鹿児島全域に広まったといわれる

収穫量が多く貧しい者の食糧に最適であった
ことから孝行芋とも呼ばれた時代があった

同じ特産品である黒豚は餌の中に
さつまいもを混ぜて育てられることで知られ、
またさつまいもを原料にした芋焼酎も
鹿児島県を代表する特産品であり
さつまいもは鹿児島県の食文化を
支える重要な食材である

そのため、鹿児島県においては
さつまいもを使った郷土料理が多数存在
その一つがからいもごはん

からいもはさつまいものこと
手軽につくれることから現在もよく食卓に上がる

さつまいもの甘みとほっくりとした食感が
ごはんと好相性で、老若男女から親しまれる

<食習の機会・時季>
収穫時期である9~11月頃、さつまいもが多く
流通するため、この時期につくられることが多い

<飲食方法>
角切りにしたさつまいもと米を
一緒に炊いて食べる
炊く際に塩を少し入れると食べたときに
さつまいもの甘みがより引き立つ

もち米もしくはうるち米を少し入れると
おこわ風に仕上がり、また違った食感を楽しめる
仕上げに黒ごまを

【鹿児島 からいもごはん】

材料(4人分)

米      2カップ
さつまいも  100g
水   2・2/5カップ
塩     小さじ2/3

作り方

1、米は30分前に洗い水気を切る

2、さつまいもはところどころ、皮を剥き
角切りにして水に浸してアクを抜く

3、1に2、塩・水を加えて炊く

出典:農林水産省(うちの郷土料理)
レシピ提供元名 : 郷土の味
鹿児島県食生活改善推進員連絡協議会

(鹿児島県の郷土料理)https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/area/kagoshima.html

🌟菊芋ぷらすはどこ?🌟
作り方3のときに菊芋パウダーを
小さじ2を同時に加え、軽く混ぜて
通常通りに炊く
(白菊芋パウダー使用)


ごきげんよう👋

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