青森県☆がっぱらもち

きくいもde旅気分!

💫伝承地域は津軽地方

💫使用食材はご飯・小麦粉・黒砂糖・黒ゴマ

<歴史ー由来ー関連行事>

昔は家庭でアイロンがけをする際、
パリッとさせるため布に塗ったのが米糊
水に浸した米をすりつぶしてつくってた
この時うまくすりつぶせずに
米のかすが残ったものを糊かすと
呼びこれを無駄にしないよう黒砂糖を
まぜて生地にしフライパンで香ばしく
焼いておやつにした

材料を焼き鍋にがぱっと一気に移して
焼くことからがっぱらもちと呼ばれる
青森県の中では比較的暖かい気候に恵まれて
稲作が盛んだった津軽地方らしく、
また食べ物を粗末にしない文化が
生み出した郷土のおやつ
のりかす餅とも呼ばれている

<食習の機会・時季>

子どものためにおばあちゃんが
家庭でつくるおやつ
モチモチした食感とたっぷり
入ったゴマがアクセント

<飲食方法>

もともとは水で浸した米をすりつぶして
つくったものだが現在は米粉や
冷ごはんを使って手軽につくることが多い
砂糖、塩、黒ゴマをまぜて水を加えのばし
油をひいたフライパンいっぱいに流し入れて
両面を焼く小豆、金時豆、クルミ等を
入れるアレンジも

厚みのある円形をピザのように
放射状に切り分ける
道の駅や物産館などでは
1切れずつ包んで販売
地域外の人には珍しいおやつ

【青森 がっぱらもち】

材料
(フライパン1つ分※8~10人分)

ご飯   300g
小麦粉   50g
黒粉砂糖 100g
水   100ml
黒ゴマ  小さじ2
塩   ひとつまみ
サラダ油   少々

作り方

1、すり鉢でごはんを軽くつぶす

2、軽くつぶしたご飯に小麦粉、黒粉砂糖、
水、黒ゴマ、塩を入れて更に混ぜ合わせ
ながらご飯をつぶす

3、熱くなったフライパンにサラダ油を
少々入れてなじませてから2で
混ぜ合わせつぶしたご飯を入れて
形をととのえる

4、弱火でゆっくり両面に
焦げ目が付くまで焼く

5、放射状に8~10等分に切り分ける

出典:農林水産省(うちの郷土料理)
レシピ参照元名
青森県食生活改善推進員連絡協議会

青森県の郷土料理
https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/area/aomori.html

🌟菊芋ぷらすどこ?🌟
作り方2のとき加える小麦粉の分量の1/5量を
菊芋パウダーにしました
ご飯が少し余ることが多いので
素朴なおやつですが美味しかったので
作っていきたいです😋
今回記載の分量の半量で
作ってみたのでフライパン20cmの
もので6等分できました

ごきげんよう👋

キクイモニスト
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