茨城県☆パイタ焼き

きくいもde旅気分!

伝承地域はひたちなか市

使用食材はいわし・ネギ・生姜・味噌
たまご・つなぎに小麦粉

<歴史ー由来ー関連行事>

サンマやいわしを叩き味噌とネギを入れて
焼いた漁師料理
パイタとは舟を漕ぐ櫂のこと
船が手漕ぎだった時代に船乗りが櫂の平らな部分で
叩いて焼いたことから、カイイタ(櫂の板)が
訛ってパイタと呼ばれるようになったといわれる

千葉県ではあじを叩いて薬味と混ぜ合わせて作る
なめろうやさんが焼きがある
同様に他県でもパイタ焼きのように魚を叩いて
味をつける郷土料理が存在

茨城県ではサンマやいわしの漁獲量が多いため
原料として使われている
特に那珂湊ではサンマの漁獲量が多いことから
地域の家庭料理として広く親しまれる
現在はサンマは漁獲量が減って高額なため、
いわしで作ることも多くなってる

<食習の機会・時季>

パイタ焼きは漁師料理がルーツであるが、
一般家庭にも広く普及しており日常的に
食べられている
主な材料がいわしやサンマであるため
それぞれの魚が旬を迎える時期によく食べられる

<飲食方法>

サンマやいわしなどの魚を捌いて叩き、
ネギ、生姜などの薬味と味噌や卵を混ぜあわせ、
楕円形のかたちにしてフライパンで焼いて食べる

魚を三枚におろして皮を剥いで内臓を取り出した際に
きれいに洗って血を落としておくと、生臭さが
出づらくなる
焼く際に薄めにのばして焼くと火が通る前に
パサつかずに美味しくいただける
味付けは味噌でして、薬味としてネギ、生姜といった
食材を加える
しっかり味がついているためそのまま食べられる

【茨城 パイタ焼き】

材料(4人分)

いわし   8尾
生姜   50g
味噌   10g
ネギ   20g
たまご   1個
油   大さじ1

作り方

1、いわしを手で開いて塩水で洗い骨を取る

2、いわしは包丁で叩いて、生姜はみじん切り
ネギは小口切りにして味噌、たまごを混ぜ
手の平にのせて、薄くして焼く

3、付け合わせにサラダ菜やトマト、レモン、小吹芋を添える

出典:農林水産省(うちの郷土料理)
レシピ提供元名 : いばらきの味ー郷土料理献立集 食・彩・百・景
協力/茨城県食生活改善推進員協議会

茨城県の郷土料理
https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/area/ibaraki.html

🌟菊芋ぷらすどこ?🌟
作り方2の材料を混ぜ合わせるときに
菊芋パウダーを大さじ1杯加えました

ごきげんよう👋

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