群馬県☆こんにゃくの白和え

きくいもde旅気分!

伝承地域は県内全域

使用食材は豆腐・蒟蒻

<歴史ー由来ー関連行事>

こんにゃくの白和えは豆腐とゴマを
すりつぶした衣でこんにゃくを和えた料理

白和え自体は全国のさまざまな地域で
作られてるが群馬で作られる白和えの特徴の
一つにこんにゃくを使用する点

こんにゃくの素となるこんにゃく芋は群馬の特産品
室町時代に県内に持ち込まれて以来、研究を重ね
栽培量を増やしてきた

特に下仁田ねぎが有名な下仁田町は
こんにゃく芋の栽培が盛んである

極度の寒さや強い日差しを苦手として
水はけのよく穏やかな気候を好む

こんにゃく芋は下仁田の気候がぴったり
下仁田町をはじめとしてこんにゃくが多く
生産されるようになる中で、こんにゃくの
白和えのような、こんにゃくをふんだんに
使った郷土料理が多く考案されるようになった

<食習の機会・時季>

白和えは主に精進料理の一品として供される
冠婚葬祭のときに作られることもあり、
祝い事のときには人参で赤い色合いを加えて
法事では人参を入れないようにするといった
細かなルールが設けられる

今回は群馬県の特産品としてこんにゃくを
使用してるが他にも旬の野菜や果物を
加えることもあり、季節のごちそうとして
供される

<飲食方法>

すり鉢ですりつぶした豆腐に砂糖、塩
みりんなどを加えて和え衣を作り
細切りにして湯がいたこんにゃくを加え
合わせる
人参やほうれん草、チンゲン菜等で彩りを
加える場合は下茹でするなどの下ごしらえを
行ってせん切りにして加える
豆腐の和え衣がしっかりと具材に絡まったら完成
こんにゃくの食感と豆腐の甘味を感じられる一品

【群馬 こんにゃくの白和え】

材料(4人分)

蒟蒻    120g
人参    50g
砂糖    小さじ4
醤油    小さじ4
だし汁   大さじ4
ほうれん草  25g
豆腐    200g
砂糖    小さじ4
塩       少々
白ごま   大さじ2

作り方

1、こんにゃくは3cmくらいの長さに
細切りにして湯がく
人参もこんにゃくにサイズを揃えて切って
だし汁、砂糖、醤油で煮る
煮えたら、ザルに上げて汁気をきる

2、ほうれん草は茹でて水にさらしてから、
3cmくらいの長さに切る

3、白ゴマは煎ってすり鉢でなめらかに
なるようにすり、よく水を切った豆腐を
ほぐして加え、さらにすって砂糖と塩で
味付けしてすりまぜる

4、3の中で1、2を和える

出典:農林水産省(うちの郷土料)
レシピ提供元名 : 神流町

群馬県の郷土料理
https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/area/gunma.html

🌟菊芋ぷらすどこ?🌟
作り方1のとき、菊芋こんにゃくを使用
大場食品さんの細切りになっていて
カットいらずで大変便利です

ごきげんよう👋

キクイモニスト
Topinambur