新潟県☆きりざい

きくいもde旅気分!

💫伝承地域は中越地方

💫使用食材は野沢菜・大根・納豆・ごま

<歴史-由来-関連行事>

きりざいは納豆に刻んだお野菜を
まぜた魚沼地方に伝わる郷土料理
きりざいの「きり」は切ること
「ざい」は野菜の「さい」の意味

その歴史は古く戦国時代には武士が
兵糧として持ち歩いていた
南魚沼地方は雪深く冬の間長く雪に
閉ざされたことから長期間保存が効く
漬物や干物などの保存食文化が根付く

肉や魚がほとんど食べられなかった
時期は良質のたんぱく源である納豆は
とても貴重であまった漬物や野菜を
細かく刻み、量を増やして食べたのが
はじまり

身近にある野菜を使い、その切れ端も
大切に使うおばあちゃんの生活の知恵
から生まれた料理

手軽につくれて効率良く栄養を
摂取できることから厳しい自然環境で
生活していた先人たちにとって大切な栄養素

つくり方は各家庭によって微妙に違
好みでいろいろな食べ物を合わせてつくる
ことができるためバリエーションが豊富

<食習の機会・時季>

特に時期はなくて年間を通して食べられる
ご飯のおともだけでなく、おつまみとしても食べ
野菜やその時期に手に入る食材使って作る

<飲食方法>

納豆に刻んだ野沢菜や人参などを混ぜ合わせ
野沢菜漬けを入れるのは必須で、大根の代わりに
たくあん漬けを入れることもある

またイクラやマグロのすきみなどをあわせたり
納豆のように山芋、めかぶ、オクラ等の
ネバネバした食品も合う

【新潟 きりざい】

材料(4人分)

野沢菜漬け  100g
大根     200g
大根の味噌漬 50g
納豆     40g
ごま     大さじ1

作り方

1、大根は細かく切り、塩ひとつまみでもんで
水洗いしてかたくしぼる

2、野沢菜漬けも細かく刻んでしぼる
シャキシャキ感を出すために葉先の部分は
入れない

3、大根の味噌漬けは大根と同じ大きさに切る

4、ボウルに1~3を入れて混ぜ合わせ、
ゴマを加える

5、食べる直前に納豆を加えてまぜる

出典:農林水産省(うちの郷土料理)
レシピ提供元名 : にいがたのおかず 郷土の食材と料理
著:新潟県食生活改善推進委員協議会
出版:開港舎

新潟県の郷土料理
https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/area/niigata.html

🌟菊芋ぷらすどこ?🌟
作り方3のときに大根の味噌漬けの代わりに
マルコ醸造さんの菊芋味噌漬けを使用
@marukojozo

出典:農林水産省(うちの郷土料理)
レシピ提供元名 : にいがたのおかず 郷土の食材と料理
著:新潟県食生活改善推進委員協議会
出版:開港舎

ごきげんよう👋

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