京都☆万願寺とうがらしとじゃこの炊いたん


きくいもde旅気分!

伝承地域は中丹地域・京都市

使用食材は万願寺とうがらし・じゃこ

<歴史ー由来ー関連行事>
万願寺とうがらしとじゃこの炊いたんは
京のブランド産品のひとつ

万願寺とうがらしとじゃこを使った炊いたんで
家庭料理として親しまれる
炊いたんはだしを染み込ませるように
炊いてつくるおかずのことをいう

万願寺とうがらしとじゃこの炊いたんは
万願寺とうがらしが夏の野菜ということもあり
夏の食卓によくあがる

大型の甘唐辛子の中でも細長くて肩がくびれ、
全体に少し湾曲し、あざやかな濃緑色で艶と
張りがあり清々しい容姿が特徴

大正末期頃に京都府舞鶴市万願寺地区で
京の伝統野菜の伏見とうがらしと
北米原産のカリフォルニアワンダーが
自然交雑して誕生したといわれる

みずみずしい味わいと肉厚な食感を楽しめる野菜
唐辛子という名がついているが辛味はなくて
子どもにも安心して食べさせれる

<食習の機会・時季>
万願寺とうがらしは5月中旬~10月下旬に
収穫、出荷されてスーパーマーケットや
八百屋などの店頭に並んでいる
そのため万願寺とうがらしと
じゃこの炊いたんは夏のおばんざいとし
日常的につくられ食べられる

<飲食方法>
万願寺とうがらしを食べやすい大きさに切り
じゃこと一緒にだし汁・醤油・みりん・酒を
入れ煮含めていきながら軽く火が通ったら
お皿に盛り付けていただく

火を入れすぎると万願寺とうがらしの
食感が損なわれてしまうので調理時の
火加減や炒め具合には注意

家庭でつくる場合は万願寺とうがらしを
手でちぎってつくるケースもあるが
万願寺とうがらしの旨味や風味が
逃げやすくなってしまうため
包丁で切った方がよい

【京都 万願寺とうがらしとじゃこの炊いたん】

材料(4人分)

万願寺とうがらし 200g
ちりめんじゃこ   20g
油         大さじ1

【A】
濃口醤油     大さじ2
砂糖     大さじ1・1/2
みりん      大さじ1
だし汁      50cc

作り方

1、万願寺とうがらしは種を取ってきれいに洗う

2、鍋に油を入れて火にかけて少し経ったら
ちりめんじゃこ・万願寺とうがらしを
入れて炒める

3、柔らかくなったら調味料のAを入れて
よく混ぜ中火にして煮る

※レシピのアレンジ
さっと炒めるとおかず風に、
しっかり炒めると佃煮風になる

出典:農林水産省(うちの郷土料理)
レシピ提供元名 : 京ごちそうさまお母さんの味
京都府生活研究グループ連絡協議会

京都の郷土料理
https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/area/kyoto.html

🌟菊芋ぷらすどこ?🌟
作り方3のときに濃いめに
とっておいた菊芋だし汁を使用

ごきげんよう👋

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