山口県☆ちしゃなます

きくいもde旅気分!

伝承地域は県全域・北浦地域

使用食材はちしゃ・魚・味噌

<歴史ー由来ー関連行事>
下関の伝統野菜としてかつては各家庭の庭で
自家栽培されてたというかきちしゃ
縮れた葉野菜で程よい苦味と
ほのかな甘みが特徴

葉を下からどんどん摘み収穫することから摘むを
意味する方言かぐが付きかきちしゃと呼ばれる

地域の伝統的な食材である
かきちしゃを使った郷土料理として
伝わるのがちしゃなますで
ちぎったかきちしゃを酢味噌や
ごま等で和えたもの

かきちしゃをもむようにあえることから
ちしゃもみとも呼ばれる

焼き魚をほぐしたものや
ちりめんじゃこを加えることが多く
カルシウムやたんぱく質もとれて
栄養価が高いため、家庭料理として
親しまれている
しかし、かきちしゃは近年手に入れることが
難しくなっておりサニーレタスや
グリーンレタスで代用されることも多い

また春菊で作ってもおいしいという
ちしゃなますが誕生したのは毛利時代のこと
関ヶ原の戦いによって困窮した人々の
中で考案されたと言われてる

<食習の機会・時季>
家庭料理として一般的に作られている
おもてなし料理として客人に振る舞うことも

<飲食方法>
かきちしゃはきれいに洗い、
しっかり水を切りひと口大より
大きめにちぎっておく

わかめは水で戻して、ひと口大に切る。
しらすは熱湯をかけてざるにあげておく

味噌に砂糖やカボスの絞り汁や酢を
加えてよくすり、かきちしゃやわかめ
しらすを食べる直前にあえる

かきちしゃはお湯をさっとかけて湯引きして
水で冷やして絞って使ってもよい
また酸味が苦手な人はすりごまや
みりんを加えてまろやかに仕上げてもよい
昔はいりこをいってそれを裂いたものを
用いていたが、最近はしらす・なまり・酢じめの
魚等をいろいろ工夫して食卓に供してる

材料(4人分)

ちめんちしゃ    200g
(サニーレタスでも)
煮干し   15g(いりこ)
麦味噌    大さじ1・1/3
砂糖     大さじ1・2/3
酢      大さじ1・2/3

作り方

1、ちりめんちしゃを洗って
7~8cmくらいに手でちぎり、水気を切る
※アクが気になる場合は5~10分位水に放す

2、煮干しは頭と腹わたをとり鍋で乾煎りして
粉末になるまですり鉢でよくする

3、2に麦味噌・砂糖・酢を入れてすりまぜる

4、食べる直前に1を3で和える

出典:農林水産省(うちの郷土料理)
レシピ提供元名 : 森永 八江

(山口県の郷土料理)
https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/area/yamaguchi.html

🌟菊芋ぷらすどこ?🌟
フライパンにチップス10gを油で
カリっとなるまで焼いたものを
皿に盛ったちしゃなますにトッピング
(サニーレタス使用)

ごきげんよう👋

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