蔬菜類料理法その①菊芋の龜煮

【和洋料理全集】
第四巻 蔬菜類料理法
著者:村井政善
発行:昭和5年(1930年)1月1日
(資文堂)

(引用箇所:P559~P560)
【菊芋の龜煮】

菊芋は皮をむき鹽揉みして稍々硬い
位に茹でゝ後、鶏肉と共に熱し胡麻油
でいためて味醂と醤油を注し、からりと
煮上げて器に盛り、莢豌豆か莢隠元を
採合せて供します。

龜煮(がめに)とは筑前煮とも呼ばれ
九州地方の郷土料理で鶏肉と里芋、人参
ごぼう、蓮根など根菜を煮込んだもの。
九州の中でも福岡が中心で博多弁の
「がめる(寄せ集める・盗む)」に由来し
いろいろな材料をがめて(集めて)煮込む
ことからそう呼ばれるようになったそう🧐
醤油とみりんでしっかりと煮込んだ
甘辛い濃いめの煮込み料理!
ごはんがすすんで美味しそう🍚✨

収穫時期になったら是非里芋の代わりに
もしくはプラスして菊芋を使って作って
みましょう😋

※龜=甕(かめ)
大きな容器で煮込んだことが由来

ごきげんよう👋

※出典閲覧
「味の素食の文化センター」

日本菊芋協会
キクイモニスト
菊子/犬凛
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