【和洋料理全集】蔬菜類料理法

【和洋料理全集】
第四巻 蔬菜類料理法
著者:村井政善
発行:昭和5年(1930年)1月1日
(資文堂)
村井政善氏は、当時活躍した
料理研究家で家庭料理の他
家庭における食生活改善や�
栄養学も広く啓蒙した人物と
言われています🧐
(引用箇所:P559)
きくいも(菊芋)
菊芋は菊科に屬する宿根生の
草本で恰も向日葵に似たもので、
莖の高さ五六尺から八尺にも
及ぶものがあります。
葉は下部は對生、上部は互生で
微い鋸齒(きよし)があり、花は
黄色の菊花状で球根は稍々楕圓形、
黄色或は淡紫色の外皮に包まれて
をります。これを食用に供し、
又アルコールや澱粉等を製し、
家畜の餌料としても用ひられます。
🌱對生(対生)
植物の葉の付き方の一つで、茎の同じ
高さの節から2枚の葉が向かい合って
出る様子を指す
🌱互生
茎の節から1枚の葉が互い違いに
生える状態を指す
🌱鋸齒
ギザギザした形状を指す
菊芋レシピ紹介のはじめに菊芋の
花、葉、茎のイラストが大きく
わかりやすく掲載されています。
また、菊芋のレシピは6種類
記載されていましたので次回より
分けて紹介させていただきます!
ごきげんよう👋
日本菊芋協会
キクイモニスト
菊子/犬凛
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