宮城県☆ホヤの酢の物

きくいもde旅気分!

💫伝承地域は宮城県沿岸部

💫使用食材はホヤ・みょうが
きゅうり・青しそ

<歴史ー由来ー関連行事>

三陸の沿岸部で養殖されているホヤ
養殖されているのはマボヤが中心で、
カキの殻をロープにつけて下げてから
ホヤの胞子をつける
それを間引きしながら3年ほど海の中で
育てて水揚げ
ホヤの生産量の8割を担っているのが、宮城県
ホヤは「海のパイナップル」と呼ばれており
甘味・酸味・塩・うま味・苦味などの五味
すべてを持つ食材としても知られてる

さまざまな生理機能効果が認められている
タウリンやグリコーゲンのほか、亜鉛、
ビタミンE・ビタミンB12など栄養素も豊富

県では初夏になると、水揚げされたばかりの
ホヤが殻付き、殻をむいたむき身などの状態で
市場やスーパーマーケットに並ぶ
地元の人たちは、刺身、酢の物などのほか、
炙ったり天ぷらなどにして食べる
ホヤは鮮度が重要で、時間が経つと独特の
においが出てしまうため、産地から離れた
地域に暮らす人の中には苦手意識を持つ人も
少なくない
しかしながら、新鮮なホヤは潮の香りと五味を
しっかりと感じることができるので産地で
食べることが推奨されている

<食習の機会・時季>

初夏から盛夏にかけてが旬で、時期になると
殻付きやむき身のホヤが市場やスーパーマーケット
に並び、各家庭で食される
飲食店でも季節の味として刺身や酢の物、
そのほかのアレンジ料理が提供されてる

ホヤの専門店も仙台市内に数店舗あり、
地元客はもちろん観光客にも人気となっている
生もの以外にも、冷凍ものや蒸したものなども
流通しているので、宮城では通年食されている

<飲食方法>

殻付きのホヤは、給排水する口を
切り落としそこから包丁を入れ殻をむく
身を取り出したらワタを取って、水洗い
旬の時期には生で刺身、酢の物、和え物で
好んで食べられてる
また炙りや天ぷら、炊き込みご飯やパスタ
などにもアレンジされている

【宮城県 ホヤの酢の物】

材料(4人分)

ホヤ   120g
きゅうり   1本
塩      1g
(きゅうりの1%)
生姜    10g
みょうが   1個
青しそ    2枚

調味料
【A】
醤油大さじ 1・1/2
酢     大さじ3
みりん   小さじ2

【作り方】

1、ホヤは内臓を落としよく水洗いした後、
1cm幅に切る
きゅうり1本を蛇腹切りにし8等分して
塩を振ってしんなりしたら水けをしぼる
しょうが、みょうが、青しそは千切りに
千切りにした青しそは水にさらして
アクを除き、水けをきっておく

2、醤油、酢、みりんを混ぜ
合わせ調味料を作る

3、ホヤを調味料Aの1/3量で
あえて下味を付ける

4、器にきゅうりとホヤを盛り、
残りの調味料Aをかける

5、天盛りにしょうが、みょうが、
青しそをのせる

6、鮮度が落ちるとホヤ独特のにおいが
出るので鮮度のよいものを使用する
※ホヤは大きいものであれば
むき身は30g程度

出典:農林水産省(うちの郷土料理)
レシピ提供元名
仙台白百合女子大学 ・高澤 まき子

宮城県の郷土料理
https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/area/miyagi.html

🌟菊芋ぷらすどこ?🌟
作り方2のときに加える酢は
一般の酢大さじ1、菊芋酢大さじ2を
合わせて加えました

ごきげんよう👋

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