栃木県☆なすといんげんの油味噌

きくいもde旅気分!

伝承地域は北西部山間地を除いた地域

使用食材はナス・いんげん

<歴史ー由来ー関連行事>

ナスは夏から秋にかけての代表的な野菜
夏季の気温が高くなる内陸栃木県はナスの
栽培に適していて農家のみならず多少の畑があれば
ナスを栽培したもので身近な野菜だった

ナス料理といえば、糠漬、味噌汁など多数あるが、
中でも刻んだなすを油で炒めて味噌と砂糖で
からめたなすといんげんの油味噌は夏場の
代表的な食べ物

宇都宮市板戸では、夏に行われる天祭と称する行事に
なすといんげんの油味噌を食べる風習がある

北西部山間地以外のなすの栽培地域では
祭りに限らず平日でもよく食べられている

<食習の機会・時季>

宇都宮市では8月初旬~9月初旬頃、
稲の収穫を控え無事に豊作を祈り男たちが作った
お盆にも煮しめなどと共にナスと
いんげんの油味噌が作られる

<飲食方法>

ナスといんげんを炒めて味噌、砂糖、だし汁を
入れてしばらくまぜながら水気をとばして炒め煮にする
調味料は予め合わせておくと混ぜやすい
いんげんの代わりにピーマンやししとうを入れても良い

【栃木 なすといんげんの油味噌】

材料(2人分)

なす    5個
いんげん 50g
サラダ油 大さじ3
味噌 大さじ2
玉砂糖 大さじ2
だし汁 50~100ml

作り方

1、ナスはヘタをとって1.5cm厚さの
いちょう切りか、半月切りにして
塩水に浸し、灰汁を抜いたらざるにあげる

2、いんげんはつるをとって2~3cm長さに切る

3、フランパンにサラダ油を熱し、ナスと
いんげんを炒める
だし汁、玉砂糖を加えて全体になじませ
味噌を加え、炒め煮にする
汁が少なくなり全体に味がからんだらできあがり

出典:農林水産省(うちの郷土料)
レシピ提供元名 : 髙橋 久美子/半田 久江

栃木県の郷土料理
https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/area/tochigi.html

🌟菊芋ぶらすどこ?🌟
作り方3のときだし汁は菊芋だしを使用
玉砂糖はなかったのでてんさい糖使用

ごきげんよう👋

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