長野県☆いもなます

きくいもde旅気分!

💫伝承地域は北信地域

💫使用食材はじゃがいも

<歴史-由来-関連行事>
いもなますは飯山市周辺に伝わる
じゃがいもを使った郷土料理
なますは食材を酢で和えた料理で
日本では正月のおせち料理として
大根と人参を使った紅白なますや、
れんこんを使った酢れんこんが
つくられている

日本有数の豪雪地帯で知られる
北信地域は積雪量が多く、
冬に新鮮な野菜を手に入れることが
難しかった
そのため飯山市周辺では保存がきく
じゃがいもでなますをつくっていた

じゃがいも料理が日本で定着したのは
明治時代以降といわれ、飯山周辺では
江戸時代から食べられており池波正太郎の
歴史小説、鬼平犯科帳にいもなますが登場
平成19年に飯山市の選択無形民俗文化財に
指定される

<食習の機会・時季>
日常の茶受けや寺の精進料理
また冠婚葬祭など人が多く集まる機会に
つくられる

祝い事がある際は大皿に盛り付けて
振舞われた
人参を入れて彩りを添えることも
あるが仏事の場合はいれない

<飲食方法>
シャキシャキした食感が特徴のいもなますは
じゃがいもが本来持つデンプンを取り除き
手間暇かけてつくる

炒め始める時に酢を入れることにより
じゃがいもの食感を保てる
最近はカレー粉を加えたりじゃがいもの
代わりに長芋を使ってアレンジする

【長野 いもなます】

材料(4人分)

じゃがいも 中2個
砂糖 大さじ4
油 大さじ3
酢 大さじ3
塩 小さじ1/2

作り方

1、じゃがいもは皮をむいて細い千切りにする
水を張ったボウルにとり、水をかえながら
最低2時間以上水にさらしてデンプンを取り除く

2、さらしたじゃがいもをザルにとり水を切る

3、鍋に油を入れて熱したらじゃがいもを入れ
全体に油が回ったら酢を入れさっと混ぜたあとに
砂糖、塩の順に加える

4、中火にして水分がなくなるまで炒める
※いもなますには男爵いもが○

出典:農林水産省(うちの郷土料理)
レシピ提供元名
未来へつなごう ばあちゃんの味 かあちゃんの味
飯山市食の風土記編集委員会

長野県の郷土料理
https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/area/nagano.html

🌟菊芋ぷらすどこ?🌟
作り方3のときに酢はサガビネガーさんの
菊芋酢を使用しました

ごきげんよう👋

キクイモニスト
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