岐阜県☆つぎ汁


きくいもde旅気分!

伝承地域は郡上市明宝寒水地

使用食材は唐辛子・地豆腐・干ししいたけ

<歴史ー由来ー関連行事>
明宝寒水地区の郷土料理
つぎ汁はここでしか味わうことの
できない珍しいお吸い物
唐辛子の辛みと砂糖の甘み
小さく角切りにされたかための
地豆腐が入っているのが特徴

別名、辛汁(からじる)とも呼ばれてる
名前の由来は汁をついでまわる、きったてと
呼ばれる専用の容器から1本の箸を
使い混ぜながらお椀を持った人に
ついでまわることからつぎ汁の名が
ついたといわれる

明宝寒水地区にある寺院で毎年10月に
行われる報恩講の際に
参拝者に振る舞われる

<食習の機会・時季>
明宝寒水地区にある寺院では年に1度の
報恩講の際に、参拝者は米を納めて
寺からは檀家持ち寄りの精進料理とつぎ汁が
振る舞われるという仏事が行われる

つぎ汁は報恩講の他にも
結婚式や葬儀が行われるときなど、
人々が集まる特別な日に作る料理として
伝えられてる

<飲食方法>
たっぷりの唐辛子をから煎りして風味を
出し、干しいたけ等からとっただし汁と
一緒に丁寧に煮出し、そこに水分が出て汁が
薄まらないように小さく角切りにした地元の
かたい豆腐を加えて、醤油や砂糖で味を整える
深いだしの風味と砂糖の甘さや
唐辛子の辛さが特徴の郷土料理

【岐阜 つぎ汁】

材料(2人分)

だし(干しいたけを加えると良い)
   パックでも顆粒でもよい
水  350ml
鷹の詰め  2本

【A】
醤油  大さじ2
酒   大さじ2
砂糖    少々
豆腐  1/4丁程度
わかめ 好きなだけ
麩   好きなだけ

作り方

1、鍋に入れた水にだしを入れる
数時間置くと良い

2、鷹の爪を少しから煎りし
半分に割って茶パックに入れて
火をつけた1に投入し煮る。3~5分程度

3、味を見て辛みを感じたら
【A】を入れて沸騰させる

4、味を見て足りないようなら
醤油/分量外を足し、味を整えて完成

出典:農林水産省(うちの郷土料理)
レシピ提供元名 : (一社) 郡上市観光連盟

岐阜県の郷土料理
https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/area/gifu.html

🌟菊芋ぷらすどこ?🌟
作り方4のあとつぎ汁をお椀によそい
乾燥菊芋チップスを3枚加えて
いただきました
出汁はかつおの顆粒を使用

ごきげんよう👋

キクイモニスト
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