三重県☆きゅうりの冷や汁
きくいもde旅気分!
伝承地域は伊賀食文化圏
使用食材はきゅうり・白ごま・味噌・煮だし汁
<歴史ー由来ー関連行事>
伊賀地域で夏場は盆地特有の蒸し暑さが
増して食欲がなくなるため暑い夏を
乗り切る知恵とし、冷たい味噌汁を
つくり盛んに食べられた
全国各地にも地域独自の冷や汁が
存在してるが宮崎県の冷や汁の由緒に
ついて鎌倉時代の鎌倉管領家記録に
【武家にては飯に汁かけ参らせ候、
僧侶にては冷汁をかけ参らせ候】
との記載があるよう僧侶によって全国に
広められてその影響で宮崎県に広まったと
言われる
しかし三重県では原則ご飯にかけるもの
ではなくて、冷たい汁ものとして広くつくられる
簡単な調理法で家庭によって少しずつ味が異なる
<食習の機会・時季>
食欲が落ちやすい夏場に冷たい味噌汁を
夏バテ対策として食べられるようになった
さらにごはんにかけることで食欲が増して
食べやすくなる効果もあり、こういう
食べ方をする人もある
<飲食方法>
煎ったゴマをすり鉢にいれてよくすり
みそを入れてさらにすりこむ
輪切りにしたきゅうりを加えてまぜ合わせる
きゅうりがしんなりしたら、最後に冷やした
煮だし汁を入れる
きざみネギを散らしてもよい
【三重 きゅうりの冷や汁】
材料(4人分)
ミックス味噌 60g
白ゴマ 大さじ2
きゅうり 2本
煮だし汁 1200ml
作り方
1、すり鉢に煎ったゴマを入れてよくする
2、1にみそ汁をつくる程度の分量の
ミックスみそを入れてさらにすりこむ
3、予め冷蔵庫で冷やしていたきゅうりを
3mm位の輪切りにし、みそとゴマをすり
合わせた中に入れてまぜ合わせる
4、きゅうりが軽くしんなりしてきたら
冷たくした煮だし汁を入れできあがり
きざみネギや千切りの青紫蘇を散らしてもよい
香りがよくなってさらに食欲が増す
出典:農林水産省(うちの郷土料理)
レシピ提供元名 : 三重の味 千彩万彩
みえ食文化研究会
三重県の郷土料理https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/kyuuri_no_hiyajiru_mie.html
🌟菊芋ぷらすどこ?🌟
作り方4のとき煮だし汁はいりこ5g、
乾燥菊芋チップス5gで作ったもの使用
ごきげんよう👋
キクイニモスト
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