高知県☆こんちん

きくいもde旅気分!

伝承地域は大豊町

使用食材はごぼう・小麦粉(中力粉)・えごま

<歴史ー由来ー関連行事>
四国山地の中央部に位置する山あいのまち大豊町
こんちんとはささがきしたごぼうをふんだんに
小麦粉の生地に加えた大豊町の郷土菓子

おやきのような素朴な味わいで
小腹の空いたときなどのおやつ
として老若男女関わらず馴染み深い

ごぼう独自の歯ごたえがクセになり
1~2枚とつい手が伸びてしまう

こんちんは麺類の原料になる中力粉でつくられる
農家が自家用でつくっている小麦粉は地粉と
呼ばれるが地粉は中力粉のことを指してる

米のとれない時期に中力粉を主食に
用いていたためその関係もあって
こんちんにも中力粉が使われる
ようになったといわれてる

こんちんの生地にはえごまが混ぜられるが
昔はえごまではなく麻の実を入れてた

大豊町の皿鉢料理にはこんちんが
盛りつけられているのが定番

<食習の機会・時季>
手に入りやすい食材ということもあり
通年食べられる
いまでは、昔ほど日常的に食べられることは
少なくなったが、なつかしのおやつとして浸透

<飲食方法>
短めに切ったごぼうをささがきにし
アクがぬけるまで水にさらす

フライパンでごぼうを炒めて
だし汁や醤油で味付け
ごぼうを小麦粉、砂糖、塩、水、えごまと
ともに軽く混ぜ生地をつくる

熱したフライパンに生地を薄くのばして
両面に焼き目がつくまでしっかり焼くと
香ばしいこんちんができる

ごぼうをふんだんに入れてつくる
ことで歯ごたえが良くなる

【高知 こんちん】 

材料(4人分)

ごぼう  100g
砂糖   大さじ1
油      適量
だし汁  1カップ
塩   小さじ1/2
醤油   小さじ2
水    1カップ
小麦粉  150g中力粉
えごま  大さじ1・1/2

作り方

1、ごぼうは短めのささがき
にして水にさらしてアクを抜く

2、フライパンに油を熱して
ごぼうを炒め、だし汁、醤油を
加えて炒りつける

3、小麦粉に砂糖・塩・水と
炒めたごぼうを入れて軽く混ぜた後に
えごまを混ぜる

4、フライパンに油を熱し、生地を
お玉ですくい入れて薄くのばし
両面をこんがり焼く
冷めたら適当に切り分ける


出典:農林水産省(うちの郷土料理)
レシピ提供元名
土佐の食卓 伝えたい おふくろの味 ママの味
土佐伝統食研究会

(高知県の郷土料理)
https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/area/kochi.html

🌟菊芋ぷらすどこ?🌟
作り方3のときに、小麦粉140gと
菊芋パウダー10g合わせて
粉類を150gに調整して加える

ごきげんよう👋

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