宮崎県☆ぬたいも

きくいもde気分旅!

伝承地域は県央地方

使用食材は里芋・砂糖・みそ

<歴史ー由来ー関連行事>
宮崎県は里芋の生産量が多く
収穫量は埼玉県、千葉県と
並んで常に全国上位に位置

昔からよく食べられてる里芋を
使った郷土料理がぬた芋

飲食店でメニューに載っていることは少ない
ようだがお通しなどで提供されることもある

名前の由来は定かではないが、
和えるときにぬたぬたするのでぬた芋、
また酢味噌和えとしてよく知られる
ぬた和えはぬるぬるしたところが
沼田に似ているということに由来すると
いわれており、ぬた芋同様の理由が考えられる

ぬた芋は和えるときに、里芋の角が
とれてとろみが増す
ゆでた里芋の一部をすりつぶして合わせることで
より豊かなとろみと粘りをでる料理

秋に収穫できる小さいサイズのおちこと
呼ばれる里芋が使われることが多かった
ようで小さな里芋を有効に利用する先人の
知恵が活かされた郷土食

里芋は秋から春先までの汁の実、煮しめ等に使う
里芋は寒をさけ、日当たりの良い
ところに埋めて貯蔵

<食習の機会・時季>
昔から日常的に食べられている料理で
秋の収穫祭でよくつくられる

雨の日などに手をかけてつくるおかず
お酒のおつまみとしてもよい

<飲食方法>
里芋を皮ごと柔らかくなるまでゆでて
皮をむいて適当な大きさに切る
そこにすりごま、みそ、さとう、みりんなどを
合わせた調味料で和えれば出来上がり

ホクホクとした里芋にからむごまと
みその風味とほどよい甘みは焼酎の
おつまみにぴったりだが、子どもたちの
おやつにもなって全世代に愛される

はじめて食べてもなつかしさを
感じるやさしい味わい

【宮崎 ぬたいも】

材料(4人分)

里芋  400g
味噌  大さじ2
白ごま 大さじ2
みりん 大さじ1
砂糖  大さじ2

作り方

1、里芋は皮つきのままきれいに
水洗いして鍋に入れる

2、1の鍋に里芋がかぶる位の水を加えて、
火にかけ竹串がスッと通るまで茹でる

3、2の里芋がゆで上がったら熱いうちに
乾いたフキンにとり皮をむく

4、白ごまは仕上げ用に少し残しておき炒って
よくすり、砂糖、みそを加えてよくすり合わせる

5、4に3の里芋の1/3量を熱いうちに入れ、
つぶしてよくすり混ぜる

6、5の里芋の固さを見てみりんでのばす

7、残りの3の里芋は約1.5cmの厚さに切り
6に加えて和える

8、7を器に盛って4の仕上げ用の
白ごまを振って供する

出典:農林水産省(うちの郷土料理)
レシピ提供元名 : 郷土料理集
JA宮崎県女性組織協議会

(宮崎県の郷土料理)https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/nutaimo_miyazaki.html

🌟菊芋ぷらすはどこ?🌟
作り方4の砂糖と味噌を加えるときに
菊芋パウダー小さじ1を同時に加えて
しっかり混ぜる

ごきげんよう👋

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