佐賀県☆おこもじの油炒め

きくいもde旅気分!

伝承地域は県内全域

使用食材は高菜

<歴史ー由来ー関連行事>
三度の食事に欠かせない漬物
佐賀県では、春は高菜漬、
初夏には梅干し、らっきょう漬、
夏は佐賀青しまうり漬が
代表的なうり漬け、冬は
ダイコン漬といったように
季節の食材が活かされて
一年中途切れないように
漬けられるもの

中でも高菜やしゃくし菜を
塩漬けにした保存食の菜漬を
「おこもじ」「おくもじ」と呼んでおり
現在も愛されてる

特に高菜は3月~4月にかけて
大株のものと若い小株のものを
それぞれ塩漬けにして長期・短期の
漬物にし、1年中保存できる菜漬として
大量に漬けておく

そんなおこもじが古くなっても
おいしく食べられるように
考えられたものが塩抜きして
油で炒めるおこもじの油炒め

高菜の油炒めとも呼ばれる
この料理は家庭で簡単に作れて
ソウルフードとして親しまれてる

漬物は一般的に塩分が多いと
されているが、おこもじの油炒めは
古漬けを塩出ししてから使うため
減塩が期待できるのも特徴

<食習の機会・時季>
各家庭で手作りされご飯の
おともとして食べられる

県内の飲食店ではおこもじが
香の物として定食に添えられることが多い

<飲食方法>
塩漬けの高菜は水に一晩漬けて
洗い流して塩出しする

よく絞ったら刻んで、ごま油で炒め
砂糖や醤油で味を付け、ちりめんじゃこや
ごまを加える

高菜の塩加減に合わせて砂糖や醤油の
量を調整して作るとよい

お好みで唐辛子を入れてピリ辛の
味付けにすることもある

おこもじ油炒めをご飯に混ぜたおにぎりや
高菜ピラフやチャーハンにすることもある

【佐賀 おこもじの油炒め】

材料

塩漬け高菜 450g
(古漬け)
ごま油  大さじ2
醤油   大さじ1
砂糖   大さじ1
ごま   大さじ1

作り方

1、塩漬け高菜は水で洗い一晩塩出しする

2、1をみじん切りし、ごま油で炒めて
砂糖、醤油で味を付けてごまを入れる

※塩漬け高菜の塩加減で砂糖、醤油の量の調整

出典:農林水産省(うちの郷土料理)
レシピ提供元名 : 伝えたい郷土料理レシピ

(佐賀県の郷土料理)
https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/area/saga.html

🌟菊芋ぷらすはどこ?🌟
作り方2の前にフライパンに
乾燥菊芋チップス10gを
粗めに砕いて油小さじ1で軽く炒める
同じフライパンでそのまま2の工程へ

ごきげんよう👋

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