滋賀県☆泥亀汁

きくいもde旅気分!

伝承地域は湖東地域

使用食材はナス・みそ・だし汁・ゴマなど

<歴史ー由来ー関連行事>
どんがめじるまたは、どろがめじる
泥亀汁は五個荘地区の近江商人宅で
夏場に作られた味噌汁で湖東地域を中心に
県内全域に広まる

味噌汁にはすったゴマが入っており
汁のゴマが泥のように見えてナスの皮に
切れ目を入れたものが亀の甲羅のように
見えることから泥亀汁と名付けられた

この泥亀汁は夏野菜であるナスが
入っており、ナスには体の熱を外へ逃がす
カリウムや疲労回復効果のあるアスパラギン酸が
多く含まれており、夏の暑さによる
食欲不振防止に役立ってた

更にゴマは良質なたんぱく質や
ゴマリグナンが含まれており
栄養満点の汁料理

ゴマの栄養成分であるゴマリグナンは
健康を損なう活性酸素の働きを抑制して
コレステロールを低下させ、老化を防ぐ等の
効果が期待できることが判明する等、優れてる

当時の近江商人は栄養素に関して知らずとも
季節に合った健康に優れた料理を食していた

<食習の機会・時季>
夏野菜のナスを使用してることから
主に夏に食されてるが、現在は年間を通し
ナスを入手できるため通年食すことが可能

<飲食方法>
ナスは縦半分に切り皮に斜め格子の切れ目を入れ、
大きいナスはさらに横半分に切ってアク抜きする
だし汁の中にナスを入れて柔らかくなるまで煮る
※この時にすったおかゆを入れてよい
みそを溶かし入れて沸騰する前にすりゴマを加える

【滋賀 泥亀汁(どんがめじる)】

材料(4人分)

ナス    2本
ゴマ   60g
だし汁 3カップ
みそ   45g
おかゆ 40ml

作り方

1、ナスは縦半分に切ってそれぞれ皮に
斜め格子の切れ目を入れ大きい
ナスはさらに横半分に切る
水に浸けてあく抜きをしておく

2、おかゆをすり鉢でとろとろにすっておく

3、だし汁の中にナスとおかゆを入れ煮る
沸騰したら弱火にし、ナスがやわらかく
なるまで煮る

4、ゴマを煎ってからすっておく

5、みそを溶かし入れて沸騰する前に
すりゴマを加えて混ぜ、盛り付ける

出典:農林水産省(うちの郷土料理)
レシピ提供元名 : 滋賀の食事文化研究会

滋賀県の郷土料理
https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/area/shiga.html

🌟菊芋ぷらすどこ?🌟
作り方3のときに乾燥菊芋チップス5g
いりこ8gでとっただし汁を使用
(白菊芋の乾燥使用)

ごきげんよう👋

キクイモニスト
Topinambur